「GEOMETRY」by stephan e perez, 2022.03.26

「時計はいつも同じ時刻を教えてくれるわけではない。ダイニングテーブルはそうだけど。我々は単純ではない。電話の向こうから聞こえる声のように、予想外だけど、しばしば思い当たる。同様に、テーブルは話す必要があり、 驚くことではないにしても、少なくともさまざまな応答を引き起こす。食べる事はその中のたった一つだ。ダイニングテーブルは至らない物なので、分解され、保管され、そして南に送られる。持ち物ではなく、借り物であり、多くの用途の歴史を持つもう一つのテーブルが持ち込まれる。そのテーブルは丸るいのが特徴である。正方形や長方形になる可能性があったのに。 しかし、その表面は何か行動をするように刺激する。この場合は、漂白と染色のプロセスを刺激する。そしてその周りの椅子:ニスの除去とペンキの塗布。結果は大したことではない。何かが試され、うまくいくことがわかったように見える。多くの用途があり、注意を集中させるのではなく、注意に自らを集中させることだ。」

-ジョン・ケージ、「ジャスパー・ジョーンズ:ストーリーとアイデア」 

パフォーマンスの説明: 

1.プログラムによって表示されるアクションワードに対応して、リビングルームで実行する可能性のあるさまざまな日常のアクティビティを準備する。

2.マイクを手に取り付ける。これは行動の音を増幅し、記録する。

3.プログラムを開始する。行動の数はランダムに決定される。

4.各セクションには、アクションワードとタイマーがある。どちらもランダム化されている。与えられた時間内にアクションを実行する。

5.各セクションの間には間奏があり、その間、前のセクションの全てから録音された音はループされ、重ねられる。この時には次の行動がもう表示されているので、次の行動へ移行するようにこの時間を使うことが出来る。

6.最後に、すべての行動の重ねられたループサウンドは、徐々に劣化する前に長時間再生される。この間にステージを離れる。

7.全ての行動を出来るだけ自然と実行する。

この作品は矛盾である。このような状況では、真に自然と行動することが不可能だ。しかし、パフォーマーは励んで、挑戦してみる...

パフォーマーはマイクとそれが拾う音を意識している-はっきりする音が拾われることを望んでいるかも知れないが、手を不自然に使いたがらない。

パフォーマーは指示された行動を実行したいと思っているが、前の行動を終えていない為、日常のマルチタスキングのように、両方の行動を同時に行おうとする。しかし、その二つの行動の組み合わせは奇妙かも知れない。

最後はさりげなくステージを離れようとするが、イベント主催者は観客に「ありがとうございました」と言うように強く求める。

copyright © march 2022 stephan e perez, all rights reserved 

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